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佐野仁美特任講師が東京都立国立高等学校の探究活動で講演
2025. 06. 25
教育研究
2025年6月18日(水)、一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部・研究科(SDS)の佐野仁美特任講師が、東京都立国立高等学校にて「データで読み解く気象と社会:気象×金融×SNS」と題する講演を行いました。
本講演は、国立高校の探究活動プログラムの一環として、高校2年生がデータの取得や分析手法を学び、大学におけるデータサイエンス研究の現場に触れる機会として開催されました。当日は、体育館に2年生約320人が集まり、熱心に耳を傾けました。
講演では、佐野特任講師が、気象データを軸に金融データやSNSデータを組み合わせた自身の研究事例を紹介。人文社会科学と自然科学の枠を超えた異分野データ融合のアプローチや、柔軟な発想によるデータ活用の工夫について、具体例を交えて解説しました。
参加した生徒からは「データを活かす新しい視点が得られた」「異分野融合の発想を自分の探究活動にも取り入れてみたい」といった声が多く寄せられ、講演をきっかけに探究活動への意欲が一層高まった様子がうかがえました。
一橋大学SDSは今後も、国立高校とともに、次世代のデータサイエンス人材育成に向けた高大連携を推進してまいります。